ABOUT
CHAMPION

ROCHESTER,
NEW YORK since 1919

1919年ニューヨーク州ロチェスターでのちにチャンピオン社となる「ニッカボッカ・ニッティング・ミルズ」を設立し、主にニット製品の卸販売を始めた。
セーターの製造・販売事業をスタートさせ、その高い品質を認められたチャンピオンは、スウェットシャツのオーダーを受けるようになる。
このスウェットシャツが後に米軍訓練用ウェアや大学のアスレチックウェアとして注目され、さらに「ブックストア(大学生協)」を通してキャンパスウェアとして一般の学生へ広がって行った。やがてプロスポーツの世界へも。 ミュージックシーンでも1980年代後半から1990年代前半にかけて「パブリック・エナミ―」「ウータン・クラン」「ビースティ・ボーイズ」「ノーティ・バイ・ネーチャー」などのヒップホップ グループがチャンピオンを愛用し、その影響はストリートのファッションシーンで必需品になった。
誕生して100年以上、いまでも進化を続けているオーセンティック アメリカン アスレチックウェア ブランド「チャンピオン」の歴史はこのロチェスターから始まった。

ROCHESTER,NEW YORK since 1919

MILITARY

チャンピオンとミリタリーとの関係は深い。1939年に海軍士官学校から軍装品として「一着で紅白戦が出来るようなTシャツ」の開発を依頼され、リバーシブルTシャツが誕生した。開発第一号は、海軍の代表色を用いた、ネイビーとゴールドだった。
米軍には「Military Specification(ミリタリースペック)」という軍装品に関する厳しい基準がある。通称「ミルスペック」とも呼ばれるこの基準は、軍に関するあらゆるものに適用され、その厳しいテストにクリアしないと正式に採用されることはない。チャンピオンのスウェットやTシャツが新兵のトレーニングウェア(PFU)の一部として1987年に米軍に採用された。
軍装品以外でも各軍の士官学校である、USMA(陸軍)、USNA(海軍)、USAFA(空軍)で特注モデルを開発し、直接軍部や軍内のショップへも製品が販売されるようになる。
ミリタリーという過酷なフィールドにも適した耐久性と保温性、そして動きやすさを兼ね備えたチャンピオンのスウェットシャツは、その高いクオリティーで信頼を獲得し、一躍アメリカ全土で注目されるような存在になった。

MILITARY

SPORTS

チャンピオンは、1930年代から2001年まで、全米主要大学のメジャースポーツのウェアをサポートしていた。
1967年ナイロンメッシュを使用した初のフットボールユニフォームを開発し、アスレチック ユニフォームの歴史に最も大きな影響を与えた。ナイロンメッシュはその後、バスケットボールからホッケーまで、チャンピオンのほとんどすべてのスポーツユニフォームに使用されるようになった。
1990年チャンピオンはNBA(全米プロバスケットボールリーグ)の独占公式ユニフォームサプライヤーになった。そして、1992年バルセロナオリンピック、1996年アトランタオリンピックで圧倒的な強さを見せた、NBAスター軍団で構成されたあの‘’DREAM TEAM’’の公式ユニフォームとプラクティスウェアをチャンピオンがサポートしていた。また、1996年にWNBA(全米ウィメンズプロバスケットボールリーグ)が設立された際は、チャンピオンがオフィシャルスポンサーとしてサポートし、スポーツブランドとしての地位を確立した。
NHL、MLBでのライセンス商品の生産など、幅広いアメリカのスポーツシーンに足跡を残している。現在ではMLL(アメリカプロラクロス)、ESPORTSのNBA 2K League、NBL(オーストラリアプロバスケットボールリーグ)、日本では車いすバスケットボール日本代表、Bリーグの広島ドラゴンフライズ、WリーグのシャンソンVマジック、女子プロゴルファーなどへのウェアをサポートしている。

SPORTS SPORTS

COLLEGE

1926年初めウェントワース陸軍士官学校に制服のセーターを販売した事でチャンピオンが学校とのビジネスを開始するきっかけになった。
その後、ミシガン大学などがスポーツ部のウォーミングアップ用ウェアとしてスウェットを購入していった。当初はスポーツ部の学生たちがトレーニング時に着用していたが、キャンパス内に広がり、チャンピオンが作るウェアの機能性と着心地、スタイルが一般学生たちにも注目をされ始めた。やがてその需要の高まりに応えるために「ブックストア(大学生協)」での販売を開始し、キャンパスウェアとして進化してゆく。
大学内の生協である「ブックストア」はその名の通り当初は本や文房具しか販売していなかったが、大学名をプリントしたチャンピオンのスウェットシャツの導入をきっかけに、さまざまな日用品も扱うようになった。現在もアイビーリーグを含む全米2500校以上の「ブックストア」で、チャンピオンの商品が販売されている。

COLLEGE

THE KING OF SWEATSHIRTS

「ザ キング オブ スウェットシャツ」として評されるチャンピオンのスウェットシャツ。
その代表として永く愛され続けてきたのが「REVERSE WEAVE®(リバースウィーブ®)」。
その誕生は、「スウェットシャツは洗うと縮む」というクレームを解決するため、1934年に本来、縦に使われる編み生地を、横方向に使用することで縦縮みを防ぐという画期的な製法によって「REVERSE WEAVE®」が誕生しました。4年後の1938年にその新規性によって最初の製法特許を取得しました。その後、1stモデルには無かった脇部分の「EXPANSION GUSSET (エクスパンションガゼット)」が採用され、横方向の縮みに対応し、動きやすさがさらに向上しました。この改良によって、1952年2度目の製法特許を取得した。現在も「REVERSE WEAVE®」は進化をし続け、オーセンティックなスタイルはそのままに、さまざまなライフスタイルをより快適にする機能を追加したモノを販売している。
アスレチックウェアでも「ザ キング オブ スウェットシャツ」のDNAを受け継ぎ、スポーツシーンで発揮する機能性はもちろん、気持ちを上げるデザイン性、そして毎日を心地よく過ごすための快適性をもつ「TECH WEAVE®(テックウィーブ)」など、いつの時代も品質にこだわり、より良いものづくりに挑戦し続けてきたチャンピオン。機能的なデザイン・耐久性・素材・縫製といったひとつひとつのディティールにこだわるクラフトマンシップは現在も脈々と受け継がれ日本でも「ザ キング オブ スウェットシャツ」として親しまれ、多くのファンに愛され続けています。

THE KING OF SWEATSHIRTS